ZARD FOREVER

 

歌は作り手を超えて行くのか?(その2)

しかし、歌は世に出された途端、作り手の手から離れ聴き手のものとなる、という考えもある。

作り手のもとから世に放たれた歌は、一個の独立した個体となり、僕らのもとへとやってくる。そして僕らは自由に歌のアイデンティティーを形成し、解釈し、自分の生きるテーマとする。

時には作り手の創造を超え、思いもよらない偉大な改革者へと変貌を遂げるかもしれない。制御不能に陥り、凌駕し、言霊となって永遠の未来に生き続けるかもしれない。

歌はいつまでも作り手の傍らにはいない。

歌は無数に分化・成長し、人々の心の中に住みつき、聴き手達の心の中を自由に駆け巡るのだ。

いつでもどこでも、喜怒哀楽どんな感情でも表現できる“僕の歌・私の歌”となるのだ。

(続く)
  1. 2012/11/05(月) 02:18:00|